神戸市医師連盟 東灘支部

2020/08/04

 医師会員の声、主張を政策に反映させるためには、日頃からあらゆる機会を通じて、議員の皆様に我々の置かれている状況、意見を伝達することが大切と考えます。東灘区では、医師会新年会に地元選出の自民党の市会、県会、そして国会議員の先生方をお招きして、意見交換や会員との交流を図っています。また、毎年10月には区民300名から400名が参加して当区医師会と区役所が共催する「地域医療シンポジウム」にも与野党を問わず多くの議員に参加していただき、地域医療を取り巻く現状、課題を理解、共有していただくべく努めています。その中で、昨年、地元(兵庫1区)選出の盛山正仁衆議院議員が衆議院厚生労働委員長に就任されたことは、何より心強いことであり、我々の主張、要望を政策にさらに反映していただけるものと大いに期待しています。
 一方、2019年夏の参議院選挙では、地元JR摂津本山駅近くに停まった羽生田たかし先生の選挙カーの前で、応援のスピーチをさせていただきましたが、足を止めて聴いてくれる人はほとんどいませんでした。得票につなげるために、少しでも多くの住民に関心を持ってもらえるような準備と工夫の必要性を痛感いたしました。
 今回の新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、地域の医療機関が多大な損害を被りました。地域医療の実情、要望をいち早く中央に届けるため、支部単位の医師連盟活動もより活性化すべく努力したいと思います。

 

神戸市医師連盟東灘支部長 堀本仁士