村上ファンドの影にオリックス宮内氏あり

2006/06/23

村上ファンドの村上世彰氏のインサイダー取引容疑がほぼ確実な様子ですが、この村上ファンドの立ち上げから強力な支援をしてきたのが規制改革会議のオリックス宮内氏であることが、雑誌に報道されました。

やはりというか、金儲けのためなら手段を撰ばない氏のやり方には良識ある財界人も批判的であると聞きます。規制改革という錦の御旗の下で、せっせと儲かる仕事を開拓してきた政商宮内氏も、そろそろ化けの皮がはがれるこうです。オリックス自体、村上ファンドには、今年の3月末で200億円の出資をしており、日銀総裁の1000万円などかすんでしまいます。これまでに、かなりの儲けがあったと推測されます。しかし、大手のメディアは何故か規制改革、民間開放推進会議の現役トップである宮内氏のことには、全く触れないのです。

小泉改革の旗振り役で、小泉さんに近い氏に遠慮しているのか、はたまた、田中角栄金脈事件の時の様にどこかが報道すれば、後追いで一斉に報道するのか。いずれにせよ、政府の主要な会議に自己や、会社の利益を目的に参加する、うさんくさい人物は今後願い下げてほしいと思います。このような人選は欧米ではありえず、まったく恥ずかしい限りです。ツ黴€

(明石市 H氏)
[ 2006.06.23 ]