東京オリンピックに関連して思うこと
2018/11/06
2020年に東京オリンピックが開催されることはみなさんご存知のことと思います。
それに関連して「平成三十二年東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会特別措置法」という長い名前の法律があることはあまりご存知ではないと思いますが、いかがでしょうか。そこには国有財産の無償使用とか、寄付金付きはがきの発行とか、この年だけ祝日を変更するとか、いろいろなことが書いてあります。
そして、法律の一部をいじると、他の法律までいろいろいじって整合性を保つことになります。たとえば「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律」で「体育の日」を「スポーツの日」と改称するだけでも、前述の特別措置法の内容がさっそく変わってきます。
どこをどういじるのかは官僚が精査して抜かりないようにしたうえで議会にかけることになると思いますが、国会議員のかたもオールマイティではなく、やはり得手不得手があることでしょう。医療関係のことはいわゆる厚生族のかたはよくご存じでしょうが、建設関係などのかたにとっては「よーわからんけど、党がそういう方針だからそうしましょう」で終わっているのではないでしょうか。
現場の声がどこまで法制度に反映されるかは疑問ですが、やはり声を出していかないと何も変わらないと思われるので、医療関係のことに関しては医師連盟が声を大にして政治を動かす必要があると考えます。
神戸市 mnon