民主党に望みはあるのか
2010/03/28
政権交代から半年経って、医療に限ってみても、これからの展望が明るくなったと言う気がしない。
診療報酬のことではなく、すでに世界一の高齢社会になったにもかかわらず肝心の、高齢者医療制度、療養病床の削減、介護職の低賃金など目の前に迫った問題をどうしていくのか、財源も含めてさっぱり見えてこないのだ。
現実には、いずれもが、すでにかなり議論されてきた問題であり、財源の調達が最大の問題であることは言うまでもない。しかし、今後、鳩山政権では消費税率のアップはしないと言っておられる。埋蔵金も特別会計の余剰金も持続した財源にはならない。事業仕分けはパフオーマンスにしか見えない。自民党はすでに、消費税率のアップを打ち出している。
このまま、無駄の削減ばかりを言い続けるのなら、鳩山政権は小泉路線の忠実な継承者
となるだろう。
[2010/03/28]
明石市 H氏