自民党一辺倒からの脱却を目指すべき時期ではないのか

2003/12/03

鴻池氏は特区大臣としてその職権を乱用し、株式会社が病院経営を行うお先棒をかつぐ行動をとった。
自民党兵庫県連がこのような無責任な者を会長とするのであれば、われわれ医師及び医療関係者は一致結束し、自民党行政不支持とし現自民党加入者はすべて脱退を断行すべきである。

小泉政権が発足して以来、社会保障の縮小政策がはっきりと打ち出され、現実に医療分野においては公的医療保険の給付が縮小されはじめている。小泉総理と内閣府が中心となり、財務省と大手企業が今までの経済運営の失策から招いた経済不況を穴埋めするために、物流の分野では今後成長が見込めないことから、高齢化が加速し今後成長が見込まれる医療を商品化し営利を得るために、様々な規制を撤廃して民間企業が医療に参入する条件整備を着々と進めているのである。
鴻池氏は特区大臣としてその職権を乱用し、規制改革の名の下に規制緩和の推進をはかり、株式会社が病院経営を行うお先棒をかつぐ行動をとり、医療を営利化しようとする企業の手引きを行ったのである。彼は社会保障という概念を全く持っておらず、社会保障を口にするのは選挙対策の道具としてのみである。このような無責任きわまりない政治家は、政界にはいて欲しくない。自民党兵庫県連がこのような無責任な者を会長とするのであれば、われわれ医師及び医療関係者は一致結束し、自民党行政不支持とし現自民党加入者はすべて脱退を断行すべきである。

(明石市 A氏)ツ黴€
[ 2003.12.03 ]