後期高齢者医療制度の診療報酬体系検討始まる
2006/12/15
平成20年4月からの後期高齢者医療制度の創設に合わせ診療報酬体系の検討が始まった。厚生労働省は「定額制」も検討。
平成20年4月からの後期高齢者医療制度(75歳以上の高齢者対象の独立した医療保険制度)が創設されるにあたって社会保障審議会に「後期高齢者医療のあり方に関する特別部会」の初会合が開かれた。
後期高齢者の診療報酬体系については、医療制度改革関連法案に対する参議院厚生労働委員会での付帯決議で「後期高齢者の心身の特性等にふさわしい診療報酬とするため、基本的な考え方を18年度中を目途に取りまとめ、国民的な議論に供した上で策定する」とされており、特別部会では来年3月に基本的考え方を取りまとめ、国民に選択肢を提示。
その上で来年3月までに診療報酬体系の骨格を決める予定との事。具体的な診療報酬はその後、中医協で審議、決定される。