兵庫県の医療費助成削減に反対し、三師会（兵庫県医師会・兵庫県歯科医師会・兵庫県薬剤師会）が署名運動を開始

2007/12/05

三師会（兵庫県医師会・兵庫県歯科医師会・兵庫県薬剤師会）が、兵庫県の新行革プラン（第１案）での医療費助成削減に反対し署名運動を開始することになった。

兵庫県が、平成１９年１１月５日に新行政構造改革推進方策（新行革プラン）企画部会案（第１案）を公表した。

同案において、県の福祉医療制度の見直しが行なわれており、老人医療費、重度傷害者医療費、母子家庭等医療費、乳幼児医療費、妊婦健康診査費助成での大幅な削減が計画されている。

三師会（兵庫県医師会・兵庫県歯科医師会・兵庫県薬剤師会）では、このような取り組みは、震災からの新しいステージでの兵庫の発展を進めるために不可欠であること、そのために、組織、定員、給与、行政施策等、行財政全般にわたる見直しが行なわれることは理解することができる。しかしながら、これら医療費助成の見直しは、県民に医療費負担増を強いるものであり、県民の生命と健康を維持するためには、むしろ医療は充実されるべきであるとして、県下医療機関等において、「医療費助成削減に反対する」署名運動を年内を期して展開することになった。